キスから始まるセカンドラブ

「・・・奈々、俺、お前に一目惚れしたんだ」



洸汰さんの言葉に一瞬、心臓が止まったかと思った。わ、私に一目惚れ？そんな私、魅力なんて全然ないのに。



「ここからは俺が一目惚れした可愛い女の話。もう少しだけ俺の話を聞いてくれるか？」



そう言って話してくれた彼。私の笑顔に一目惚れして自分が守ってそばにいたいとまで思ってくれた。最初は智人さんとしてまで。



でも、洸汰さん自身として私に振り向いてほしかったから洸汰さんとして同棲することにしたんだって。



そしてあのキスは・・・



「・・・だから、キスしたんですか？」