キスから始まるセカンドラブ
何をしていいのか分からず、とりあえず洸汰さんに全てをまかせる。



それが初めてのことだからとにかく全てが恥ずかしい。滑り落ちる唇と指先。首筋にたどり着くと・・・



「少しだけ、痛いかも」



音を立ててちくっと痛む。彼はその後私の目を見て少年のように笑った。



「俺のもの、印つけちゃった」



その言葉で今の痛みが何かわかった。きっと首筋には赤い跡が付いたんだ。私、今から洸汰さんのものになるんだ。





「そりゃ痛いかもしれないけど幸せよ。好きな人に抱かれることは女として生まれてきた一番の幸せよ。だってそれが二人の赤ちゃんを作るための愛のカタチでしょ」
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