キスから始まるセカンドラブ
息を飲む。どこまで私はこの人に暴言を吐かれ続けなきゃいけないんだろう。洸汰さんはその話を聞いて私に同情してくれたのかな。



「勝手に泣かないでくれる?まだ最後まで話してない。で相談したら洸汰は最初、ストーカーを撃退してやればいいって言ったんだ。だから、ちゃんと撃退してあげたでしょ?」



「そのことは感謝してます。わざわざ張り込んでいただいて証拠まで撮っていただいたのでもう、私の前に現れることはないはずです」



「まああの人妻子持ちみたいだしね。さすがに警察沙汰になるようなことはしないと思うよ」



妻子持ち?さすがにその言葉に動揺は隠しきれなかった。

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