blue part2
真っ白い細い手は私に伸ばされる。




割れやすいものを丁寧に優しく触れるように…。





優しい指先は頬にふれ口元で止まる。






立に殴られて、







傷が出来ていた。




「これ…。」







「あー色々あって…。」








「色々って?」







「うん、色々。」








一瞬力が入った気がした。






立は舌打ちをし、私の腕を掴んだ。






「何?」






「行くぞ。」





もう片方はわき腹を押さえてマンションに向かって歩き出す。
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