君想歌
*沖田総司*

和泉に謝ろうと思って。

そんな言葉は恥ずかしくて
口に出せなかった。


「話し声が聞こえたんで
来たんです」

ありきたりな理由を述べる。

部屋から必要最低限出ない和泉。


山野もべったりと和泉に付いた。


心配していないなんて
流石に言えはしない。

僕の横顔を探るように見つめる
土方さんの視線に気付かない
振りを続けた。



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