Rhapsody in Love 〜約束の場所〜
校門を出てすぐの、道路を渡ったところに第2グラウンドがある。晩秋の夕暮れは早く、もう薄暗くなったグラウンドには照明の灯が入っていた。
このグラウンドでラグビー部は練習をしているはずだ。みのりはちょっと練習を見てみたい気もしたが、今は図書館へ行かねばならないので、先を急いだ。
歩いて10分もしないうちに図書館へ到着。カウンターとは反対側にある新聞コーナーへと足を運ぶ。
朝読新聞を開いてみるが、月曜日からの新聞からしか綴じられていない。
――え!?もしかして、もうないの?
小さな落胆が、みのりの中をよぎった……。
いやでも、まだ諦めてなるものかと、みのりはカウンターへと向かう。
「すみません。朝読新聞の日曜日の分を閲覧したいんですけど、あちらには月曜日からの分しかなくて…。日曜日の分は見ることができますか?」
その場にいた職員に訊いてみるが、その職員はよく分からないらしく、別の職員を呼んできたので、みのりはもう一度同じ説明をした。
図書館の職員は、頷いて奥へと姿を消し、5分ほどして1部の新聞を手に持って現れた。