ナンパ男との恋~最終章~
「お前、女としか
付き合った事ねぇの?」


「え、あ、当たり前じゃん!」


「じゃあ、その男に
相談に乗ってもらえ」


「ど、どういう・・・意味・・」


「どうせ、世間だの、親だの
妙な事ばっか考えて
騙し騙しきたんだろうが。
お前の人生なんだから
後悔しねぇようにしろよ」



そんな輝樹の言葉に



「そうそう、俺も
そうやって、もがいてた時期あったな~
今となっては
しょーもない悩みだったけどさ」



笑っている去川さん。



「つー事で
そいつのくだらん悩みを
解決してやってくれ」


「ラジャーっ!」



「え、ちょっ・・ちょっと!?」



去川さんに引っ張られるように
家を後にした時田という男性は・・・



その後・・・・・


タカが外れたように

男性と付き合い、別れ・・・を繰り返し


結局・・・・去川さんともセフレという関係を保っているという・・・。



いまいち・・・

この時の

輝樹の優しさの実態は

掴めずにいるけれど

本人が幸せなら、まぁ・・・いいか。

なんて思っている私も

優しさとデリカシーに欠けているのかもしれない。

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