ナンパ男との恋~最終章~
「先輩が来てくれたら
絶対盛り上がって
その・・・・お願いします・・」


「春菜の頼みなら行くけど
お前から頼まれて
はい、そうですかって行くわけねぇじゃん?」


は・・・?輝樹
何か変な事・・・
言ってるような・・・



「お、お願いしますっ!!
明日、一晩だけでいいので
お願いします!!」



ほら・・・やっぱり

私に矛先向いたじゃん。



「あ、あの・・・
顔上げて下さい」



急に、床に土下座されても
戸惑うばかりだ。


「かーたん、謝ってるのに
許してあげないの?」


「へ!?」


大きく土下座をして
頭を上げない様子を
春樹は

この男性が私に謝っていると
勘違いしてるようで・・・


輝樹に助けを求めようとするけれど
含み笑いを浮かべ
ただ、私の様子を
楽しんでいるかのように
見ている。





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