Polaris
あたしは花田さんの肩に頭を乗せる。


「あたしに売上があって、ハナちゃんにお客さん付けば良い話ですから」


最後にもう一押しする。


「なら、わたしも少し協力しよう」

「え?」

「その子に場内と新しいボトルを」

「でも、、」

「今日遅れて来た、お詫びだ」

「花田さん、、、本当にありがとうございます」


少し大げさにお礼を言った。


そしてボーイを呼び、ハナちゃんの場内とお店で一番の高級ボトルを頼んだ。


このお店で毎月このボトルを2、3本も開けられるのはあたしだけ。


花田さんにお酒を作り、ハナちゃんと3人でラストまでおいしいとは思わないお酒を飲んだ。


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