その結婚、取扱い注意!
「そうよね。会えるだけでも喜ばないと」
「そうです。そうです」
「ミミちゃん、ありがとう! 私、美里ママみたいにいつか彼と結婚できるように女を磨くわ!」
右手にこぶしを作るきららさんはいつもの元気さが戻ってきた。
それからきららさんはお客様の元へ行った。
きららさんが彼を愛しているのはわかったけれど、彼はどうなんだろう……。冗談でも平気で誘いをかけてくる男は信用ならない。
もう一度スマホを開いてみる。
「22時かぁ……湊、来られないのかな」
期待しないで待っているからと言ったけれど、本当はものすごく期待している。
「ミミちゃん! 飲んでるぅ~?」
やって来たのは頬を赤くさせた明菜さんだった。両手にビールの入ったグラスを持ってやってきて私に渡す。
「さあさ、飲んじゃってね~ 美里ママが送っていくから飲みつぶれても大丈夫よぉ~」
ビールの入ったグラスを渡すと、ふら~っとした足取りで明菜さんは去っていく。
「はぁ……」
いよいよひとりでいるのが寂しくなってきた私はグラスをテーブルに置いて美里ママを見つける。
「そうです。そうです」
「ミミちゃん、ありがとう! 私、美里ママみたいにいつか彼と結婚できるように女を磨くわ!」
右手にこぶしを作るきららさんはいつもの元気さが戻ってきた。
それからきららさんはお客様の元へ行った。
きららさんが彼を愛しているのはわかったけれど、彼はどうなんだろう……。冗談でも平気で誘いをかけてくる男は信用ならない。
もう一度スマホを開いてみる。
「22時かぁ……湊、来られないのかな」
期待しないで待っているからと言ったけれど、本当はものすごく期待している。
「ミミちゃん! 飲んでるぅ~?」
やって来たのは頬を赤くさせた明菜さんだった。両手にビールの入ったグラスを持ってやってきて私に渡す。
「さあさ、飲んじゃってね~ 美里ママが送っていくから飲みつぶれても大丈夫よぉ~」
ビールの入ったグラスを渡すと、ふら~っとした足取りで明菜さんは去っていく。
「はぁ……」
いよいよひとりでいるのが寂しくなってきた私はグラスをテーブルに置いて美里ママを見つける。