True〜新選組と消えた記憶〜
廉が侠に呆れ顔でそう言うと、侠が不安気な顔をした。
侠「でも………心配だわ。」
廉「それは俺もだ。だがな、そろそろ言わないといけないだろう?」
侠「そうね、あと1ヶ月しかないものね……………分かったわ。」
廉の言葉に侠は頷いて、直ぐに踵を返して道場を出ていった。
廉はと言うと、手拭いで汗を拭きながら様子を窺っていた郁の方を見た。
廉「郁、1ヶ月後まで迫ってきた仕事についての話しも一緒に話す。付いてきなさい。」
郁「はい、廉さん!!」
そう言うと、2人も侠と同じように道場を出ていった。
そして、そこで薫の意識はなくなった。