True〜新選組と消えた記憶〜




廉が侠に呆れ顔でそう言うと、侠が不安気な顔をした。


侠「でも………心配だわ。」


廉「それは俺もだ。だがな、そろそろ言わないといけないだろう?」


侠「そうね、あと1ヶ月しかないものね……………分かったわ。」





廉の言葉に侠は頷いて、直ぐに踵を返して道場を出ていった。


廉はと言うと、手拭いで汗を拭きながら様子を窺っていた郁の方を見た。





廉「郁、1ヶ月後まで迫ってきた仕事についての話しも一緒に話す。付いてきなさい。」


郁「はい、廉さん!!」





そう言うと、2人も侠と同じように道場を出ていった。


そして、そこで薫の意識はなくなった。




< 187 / 310 >

この作品をシェア

pagetop