偽造恋愛の3日間
「いいの?」
「だって、明日までの契約よ!さっ、行きましょう!」
ガチャ!
玄関のキーを開け、リビングルームに入った。
杏は電気を付けずに、その場でドレスアップされた服のファスナーを下した。
亮は杏に近づき、そっと唇を重ねた。
そして、その場にあったソファーに杏を押し倒した。
1時間後
杏はバカラのグラスにワインを注ぎ、亮に渡した。
「ねぇ?」
「何?」
「なんでいつもノンアルコールなの?酒飲めないの?4」
「まぁね」
「なら、なんでバカラのグラスなんかがあるの?」