偽造恋愛の3日間
また亮は叫びながら食べた。





杏はミルクティーを飲みながら、豪快に食べる亮を眺めるように見ていた。




「ん?オレの顔、何かついてる?」




「ううん」




「じゃぁ、なんでそんなに見るの?」




「美味しそうに食べてくれるから」





「だって!マジ美味いよ!!」




「ありがとう」




「ところでさぁ、病院行くの?」



杏の顔が険しくなった。




「…うん」




「それでいいの?」




「良くないけど…。これしかないから…」




「じゃぁ、なんでお酒飲まないの?赤ちゃんの為だろ?」





「…。」




「産めばいいじゃん!」




「簡単に言わないで!!」



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