LOVE School Life Ⅰ【完結】
「それはっ」

「ん~?それは?」

「……っ」


ぐぐっと奥歯を噛み締める。
くそ、言い返せない。

何で手を繋いでるんだってなるもんね。
禁止って最初に言ったのに、秋人が懲りずに色々して来るもんだから。
手…ぐらいって思っちゃってたのかも。


「んじゃ、今から禁止!」


ぶんっと思い切り秋人の手を払うと、私は先に歩く。
慌てて秋人がそんな私を追いかける。


「あ、愛ちゃん!手なんて、触るに入らない!」

「そうすると、頭撫でるのも入らないと思うんだけど?」

「でも俺以外はダメ!」

「何それ」

「何でも!」

「……納得いかない」

「いってよ~」



私の後ろを歩きながら、秋人は情けない顔をする。
だって、秋人以外が私に触っちゃダメとか。

私の意志がそこにはないじゃないか。
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