LOVE School Life Ⅰ【完結】
「どうしたら」
「……」
「どうしたら、愛ちゃんは俺を好きだって思ってくれる?」
「っ…」
それに思わず、秋人の方に顔を向けてしまう。
秋人は真剣な眼差しで、私を射抜くように見ていた。
強過ぎる眼差しに、目を閉じてしまいたくなる程。
「……わかんない」
「何それ、ずるい」
ハッて渇いた笑いを出すと、秋人は眉を下げる。
「俺ね、愛ちゃんなら…愛ちゃんとなら…」
秋人は、そこで言葉を詰まらせると手で顔を覆った。
差し込む月明りが、秋人を照らす。
「…ごめん。帰るね。明日、迎えに来てもいい?」
「…あ、うん」
ぎこちない笑顔を見せる秋人に、私は何も言葉をかけられなかった。