極上エリートの甘美な溺愛
その勢いのまま、将平は玲華に視線を向け、聞いた。
「篠田さんの恋人って、まさか玲華じゃないよな……?」
「え?なに?何か言った?」
「……いや?」
さらりと視線をそらし、低い声で呟いた将平に違和感を覚えながらも、二次会の打ち合わせをするという本来の目的を思い出し、玲華は話題を変えた。
「で、あとは何をすればいいのかな」
気持ちを切り替えて将平に問いかける玲華の明るい声を聞いても、将平の気持ちはなかなか浮上しない。
篠田さんとはどういう関係なんだと、聞こうとしても聞けない自分にいら立ちを覚えながらも、そんな気持ちを上手に隠し、小さく息を吐いた。
「二次会といえばビンゴゲームだろ。ビンゴの道具は俺らで用意するから、あとは景品を調達に行かないとな」
「そうだね。かなりの量が必要なのかな……早めに買いに行かなきゃいけないかなあ」
「そうだな、用意した景品は前日にこの店に運ぶことになってるんだけど、それまでに買いにいくとなると……いつなら空いてる?」
将平は、鞄からスケジュール帳を取り出して広げた。