極上エリートの甘美な溺愛

将平は低い声で呟いた。

「……純太は?純太とは会ってなかったのか?」

「え?」 

「あいつとは、大学は……違ったんだよな」

玲華は、将平の問いに驚き、しばらくの間考えこんだ。

将平の口から、純太の名前が出てくるなんて、思いもしなかった。

確かに将平と純太は高校時代それなりに仲が良かったし、気になってもおかしくないのかもしれないけれど。

写真の中には将平が純太よりも仲が良かった面々がいるにも関わらず、敢えて一番に純太の名前を出してくるなんて。

玲華には、それが不自然なものとしか思えなかった。

ちらりと将平を見ると、どこか苦しげな表情。

そして、その表情から思い至る過去に、眉を寄せた。

すっかりアルコールは抜けてしまったと感じながら、玲華は将平に向かって口を開いた。

「もしかして、純太に告白された事、知ってるの?」

探るような玲華の声を聞いても、驚くことのない将平の様子を見て、やっぱり知ってるんだ、と玲華は確信した。


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