いつか見つけてね。
車に乗り込みパーティー会場のあるホテルへ向かう。


二人の火照った体は外の空気に触れると気持ちいい。


「お家デート、でしたね。」

「ああ。」


それだけしか会話を交わさずにいるけど二人で繋いでいる手が何も話さなくても全然気詰まりしない。




フロントに車を預けて私達はエレベーターで会場に登った。





たくさんの人達がみんなおしゃれしていて圧倒される。

前のクルーズの時よりもみんな立ち上がってて話をしているから。

緊張してきた。


そこに、智がやってきた。


「よっ。タミーってやっぱりすごいね。

っていうか、すごいよこのゲスト。

関ジャ☆まで来てるもん。

ちらっとなにげに写真とっちゃった。」

濱野さんが隣にいるのに完全に無視状態。


私の友達は彼の事よく思っていないから。


私と濱野さんの手を振りほどいて腕を組んで彼のもとから連れ離された。

振り返ると濱野さんの苦笑いが見えた。


いつものグループみんな勢ぞろいでタミーと過ごした東京の話をした。

その時会場がざわめいてタミーが入ってきたのがわかった。




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