いつか見つけてね。
スポットライトを浴びながら手を降って真っ赤なドレスに真っ赤な口紅を塗ったタミーの入場はすごく威厳があって同じ年齢とは思えないくらいの貫禄がある。




濱野さんは私から離れても何人か知っている人がいるみたいでその人たちと話しているみたいだった。


真由が智と一緒に私のことを見る。


「私達はあんまり濱野さんのこと良い人だと思わない。

だからこの前着信拒否にしたの。


だって、仕事もやめて急にいなくなって、なんかすごく適当そうな人じゃない。


ほら、今もあそこで。」


指を指す方を見ると濱野さんが女性と話しているところが見えた。


「あの人、女優の但馬咲だよ。ほら、コマーシャルによく出てる。リフォームとかって。」

そう言えば、史君の会社のイメージキャラクターだったような気がする。



仲良く話している様子に胸が締め付けられる気がした。


あんまり見たくないな。


なんて少し気を落としていると





「美穂、どうした?」



史君が側に来てた。
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