いつか見つけてね。
「やあ、待たせたな。


あれ、光信こちらは?」


年配の男性が私のことをチラッと見てから光信さんを見る。

年配だが少し雰囲気が光信さんに似ている、もしかしてお父さんとか。



「美穂ちゃん?


久しぶりね。


今日はわざわざこんな所までありがとうね。


元気してた?」

そう言い私の側に来て手を握ってきた。


「靖枝さん?

はい。


元気でしたよ。


それより、この集まりは、光信さんの仕事だと伺ってました。」


「ええ、そうでも言わないとこの子やってこないでしょ?」



そう言って光信さんのことを見ると


「当たり前。

妹尾に頼まれたから渋々来たんだ。

今日は何の日か知ってるだろ?」


「さあ?何でしたっけ?



ああ。


クリスマスだったっけ?」


靖枝さんは光信さんのお母さん?


「わかってるんなら聞くな。

母さんたちの相手よりも大事なことがあるんだ。」





やっぱり光信さんのお母さんなんだ。




「靖枝、

こちらのお嬢さんは?」


年配の男性が話しかけると


「光信の彼女さんよ。


でしょ?」


そう言って光信さんに同意を求めるから


「ああ。

親父、


俺の彼女の美穂。」


お父さんの目が見開いた。


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