sweet memory ~奏大side~
(奏大 side )
まさか、こんな所でアイツに遭遇するなんてな…。
小学校の頃から面倒な女だとは思っていたが、花菜に突っかかってくるとはな…。
明日から新プロジェクトで一緒に行動することが多くなるだろうし、少し釘を指しておかないとな…。
それにしても、アイツの俺に対する視線。
昔きっぱり断ったのに、あの変わらない目つき。
今も俺に思いを寄せているってことなのか?
これから何もなければいいが…。
花菜を悲しませるようなことだけにはしたくない。
そのためには、どんなに低い可能性でも消してやらないとな…。
(奏大side end )