sweet memory ~奏大side~
楽しい時間というのは本当にあっという間に過ぎていった。
2人は全ての場所を見終えると、お土産屋さんに移動した。
花菜がお土産を見ながら、ある物に目を奪われていることに、奏大は気付いた。
奏大はお土産を買う際に花菜から離れると、花菜が目で追っていたペアのストラップを一緒に買い物カゴへと入れたのであった。
それから会計を済ませると、花菜が待つベンチへと向かった。