sweet memory ~奏大side~
「待たせたな」
「いえ、ありがとうございます」
「ほら」
「これは?」
「…ストラップだ」
「えっ?」
「欲しかったんだろう?」
「でも…これ…」
「何か問題でも?」
「いえ…。でも、奏大さん良いんですか?」
「俺が買ってきたんだ。嫌なら買ってこない」
「!…ありがとうございます」
花菜は奏大からイルカのストラップを受け取ると、とても嬉しそうだった。
「…出来た。奏大さんも付けられましたか?」
「あぁ」
「お揃いですね」
「あぁ」
「ふふふっ」
花菜は付けられたお揃いのストラップを見て喜んでいた。
そんな花菜の様子に、奏大も笑みを浮かべていた。