サクセスラブを この手に
「私の勘では、君たち二人は特別な関係の同級生だった、違うか?」

「・・・・・」

社長の言葉に私は息をのんで黙っていた。

「社長、あ、いえ、あの、何でもありません。」

紘くんも社長の前では普通のサラリーマンだと私は思った。

「原田くんは彼女と違って正直だな。」

「社長、僕は何を言われても構いませんが、彼女は社外の人間です。」

「君は仕事に戻っていいよ。私はお詫びに彼女を食事にお連れするから。」

社長はインターフォンを押した。

ガチャ、と先ほどの秘書がドアを開けた。

「失礼しました。」

紘くんは私と目を合わせてから社長室を出て行った。

彼は私に何か言いたそうだった。

一体何を言いたかったのかしら?

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