【続】恋愛のやり直し方
妖艶な笑みを浮かべた立花さんにゾクリとして、少し身を引く。



そんな私に気づいて「ふっ。あからさま過ぎ。さすがに傷つく」と笑う。



「あ……」



「ハハハ。嘘だよ。綾をからかうとやっぱ楽しいな」


クシャクシャと私の髪を掻きながら笑う。



「もうっ!からかわないで下さい。私今色んな事でぐちゃぐちゃなんですから。これ以上なにも考えられません」



髪をなで続けるその手を払い除ける。
なのに、怯むことなく再び髪をなで始めた立花さん。



「グチャグチャで混乱してるからからかうんだろ。そこにつけ込もうとしてるんだから俺」


「……っ」



目を見開き、なにも言い出せない私にクスッと笑った立花さん




「この1週間死ぬほど考えろ。逃げてきたもの全部に目と心を向けろ。

それでも解決できなくて、俺のものになったら……

丸ごと俺が解決してやる。今まで俺が我慢してた分、お前を甘やかしてやる」
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