ラベンダーと星空の約束
 


流星は股間を押さえ
「いや〜ん、見ないで〜」
とふざけた事を吐かしている。



やっぱり、昔の流星に戻るなんて期待するのは止そう。

期待をしたら傷つくだけだよ……




午後の授業開始5分前の予鈴が聞こえた。

慶子さんが唐揚げサービスしてくれたけど、胸が苦しくて食べ切れなかった。



残った唐揚げを流星のお皿に勝手に乗せて、
溜息だけ残し食堂を後にした。





 ◇


放課後になった。

気分が乗らないけど、カラオケの約束は守らなくては。



帰り支度をして、みんなと一緒に教室を出ようとした時、

突然クラスに乱入してきた上級生が2人…

それは流星と瑞希君だった。



食堂でクラスを聞かれたのは、カラオケを阻止しに来る為だったと気付く。

瑞希君まで連れて来て、全くこの人は……




「ゆっかりちゃーん!迎えに来たよー!」


「だから私、これからカラオケに…」




流星に腕を掴まれながら、文句を言っていると、

瑞希君が教室を見渡し、大声で言った。



「こらー!
紫ちゃんをカラオケに誘った男って誰ー?」




男子3人が挙手すると、瑞希君が彼等ににじり寄る。



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