ラベンダーと星空の約束
 


それ後は、いつも様にくだらない話しが続く。




『今日の晩飯は毛ガニの鍋だぞ。いいだろ』


「うわっ豪華だねー
いいなぁ。送ってよ、カニ鍋速達で」


『バーカ!』



北海道に住んでいるからと言って、いつもカニやイクラが食べられる訳ではない。

少しは安く買えるのかもしれないが、高いものは高い。



特別な事がないと買ったりしないけど、
大樹の親戚に浜の人がいて、たまに海産物を送ってくれる。



そんな時はうちの家族も呼んでくれて、宴会になる。



大樹の横にはきっと弟の青空(ソラ)がいる。

そう思った時、やっぱり生意気な弟の声が聞こえてきた。




『姉ちゃん元気ー?
田舎臭さ丸出しで、バカにされてない?』



「されてないよ!
言っとくけど、あんたも田舎者だからね?」



『俺は大丈夫。
ドラマ見て、今風のカッコイイ動きを研究してるから』



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