ラベンダーと星空の約束
出た… チャラ男。
あんたの膝の上なんて絶対嫌だ。
初対面は最悪な印象だったけど、二度目に会った今もその印象は変わらない。
力一杯首を横に振り、瑞希君の首に腕を回した。
「うっそー!
既に瑞希の物なの?マジで?
俺すっげー狙ってたのに〜ショック」
「大ちゃん煩いよ。
これ以上ドン引きされたくなかったら、その口閉じた方がいいよ」
「あーい」
ベッド上で胡座を組み直した大ちゃんは、
わざとらしく頬を膨らませてすねて見せる。
瑞希君の腕からやっと下ろされ、瑞希君と亀井戸さんの間の床の上に座った。
六畳半の狭い部屋に机や書棚やベッドが置いてあった。
座れるスペースは少ししかない。
テーブルも広げられず、私の為に用意してくれた食べ物とジュースは、
床の上に広げた新聞紙の上に、所狭しと並べられていた。