情熱のラブ・  フォルテシモ
私はホテルの部屋で荷をほどき、少し横になった。

その夜はジョシュとラリーと3人で食事を楽しんだ。

翌日の土曜と日曜はジョシュと二人で街を歩いたり食事したり、映画を観たりして過ごした。

彼は歩きながら私と手をつないであちこち案内してくれた。

「ジュナ、明日スタジオに入る前にオフィスに行くだろ?ラリーが待っていると言っていたよ。一人で来れる?」

「ええ、バスで行くわ。」

「オーケー、明日オフィスで会おう。」

「ジョシュ、今日は案内をしてくれてありがとう。」

「楽しかった?」

「ええ、楽しかったわ。」

「じゃ、明日ね。」

「ええ、明日ね。」

「ジュナ、キスしていい?」

「えっ?」

彼は私の返事を待たずに私の耳元に軽くキスした。

「おやすみ、ジュナ。」

「おやすみ、ジョシュ。」

彼は相当私に熱を上げているわ。

ラリーにはこのことがわかっているのかしら。

田原マネージャーが言ったことは当たっていた。

でも早すぎるわ。

恋は加速すると暴走するからトラブルにならなければいいけれど。

私はそんなことを考えながら眠りについた。

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