情熱のラブ・  フォルテシモ
ジョシュと私はサブ・スタジオにこもってボイス・トレーニングを始めた。

ランチを外で済ませオフィスに戻った。

「ジュナ、君って少食だね、違う?」

「そうかしら?」

「足りるの?」

「充分足りているわ。」

「ダイエット中?」

「いいえ、どうして?」

「僕は食べ盛りだから、君の3倍は食べるよ。」

「私に遠慮なく食べてね。スポーツは?」

「いや、今は特別してないよ。」

「私は週に2度は泳ぎたいわ。スイミングクラスに入りたいの。」

「ラリーなら知っていると思うよ。」

「泳ぐと肩と腰が鍛えられるわ。それに肺活量もね。」

「僕もやろうかな?」

「筋力がつくわよ。ジョシュは伸び盛りだから。」

「いいね、ラリーに相談するよ。それとも僕と一緒だと困る?」

「いいえ、でもたぶんあなたと私はクラスが違うと思うわ。」

「なぜ?」

「私は上級クラスだからよ。泳ぐ距離もハイレベルよ。」

「う~ん、それならすぐに追いついてみせるよ。」

「頼もしいわね。でも言っておくけど、歌も水泳も楽しんでやらなくちゃ意味ないわ。そう思わない?」

「ジュナ、君ってなんて素敵な人なんだろう。」

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