俺と君との境界線
しばらく歩いてると目の前に空き缶が落ちてる
その空き缶を思いっきり蹴飛ばすと壁に当たり四方八方に飛んでいく
そんな空き缶を見た後
また歩き続けた
歩いてもなかなか家までの距離が縮まない気がして少しイライラした
「あっ神月!」
聞き覚えがある声で呼び止められた
俺が今聞きたくない声
振り返ると見覚えのある人
俺が今会いたくない人
「三戸瀬さん・・」
三戸瀬さんはだんだんこっちに近づいてくる
「何?何か用?」
なるべく目を合わさないようにした
「あんた今日の避難訓練の時間、寝てたでしょ?」
・・何でそんなこと知ってんだ?
三戸瀬さんのクラスの場所からは俺のクラスの奴なんかあまり見えないのに
「私が消防士さんにお礼の言葉を言ったときに見えたわ
頭が下がってるからすごく目立った」
なんだそんなことか。
俺はいつの間にか開いてた口を閉じた
「そうそう、明日は遅刻しないでね」
「ん~。まぁ頑張っては・・」
適当に言葉を濁らして
じゃあ、と軽く手を振りまた歩き始めた
その空き缶を思いっきり蹴飛ばすと壁に当たり四方八方に飛んでいく
そんな空き缶を見た後
また歩き続けた
歩いてもなかなか家までの距離が縮まない気がして少しイライラした
「あっ神月!」
聞き覚えがある声で呼び止められた
俺が今聞きたくない声
振り返ると見覚えのある人
俺が今会いたくない人
「三戸瀬さん・・」
三戸瀬さんはだんだんこっちに近づいてくる
「何?何か用?」
なるべく目を合わさないようにした
「あんた今日の避難訓練の時間、寝てたでしょ?」
・・何でそんなこと知ってんだ?
三戸瀬さんのクラスの場所からは俺のクラスの奴なんかあまり見えないのに
「私が消防士さんにお礼の言葉を言ったときに見えたわ
頭が下がってるからすごく目立った」
なんだそんなことか。
俺はいつの間にか開いてた口を閉じた
「そうそう、明日は遅刻しないでね」
「ん~。まぁ頑張っては・・」
適当に言葉を濁らして
じゃあ、と軽く手を振りまた歩き始めた