俺と君との境界線
「だよな~俺よりすごい奴とかもいるし」

「何お前、天高一の問題児になりたいのか?」

「なっ!?んなこと思ってねぇよ」

俺がそういうと沢田は少し安心した表情をした

「そっか。でも何でそんなこと聞くんだ?」

「別に、ただ聞いてみただけだよ」

和輝ならともかく、テスト前の沢田に余計なこと考えてほしくなかったし。

「ふ~ん、そっかぁ。あっ俺この道右に曲がるから!」

「おう。じゃあな」

そういって軽く手を降った


「神月?」

商店街をスタスタ歩いてると後ろから声がした

「おう。な・・に!?」

目の前には笹原がいて
その横には笹原より15センチくらい低くて、髪は肩くらいの長さで、大人しそうな女子がいた

誰だこの人・・?
妹なのか・・それにしては顔が似てなすぎる
結構仲良さげだし

俺がそんなことを考えながらじっとその人を見た
笹原も俺の視線の先に気づいたみたいで少し照れたような口調で話した

「あっ神月、紹介するよ。この人・・俺の彼女なんだ」

へぇ~・・・!?
今こいつ“彼女”って言わなかったか?
笹原の彼女は三戸瀬さんじゃねぇかよ
まさか・・俺が知らないとでも思って浮気か!?
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