俺と君との境界線
「テスト始めるぞー。教科書をしまえー」

先生の声でみんな一斉に後ろの鞄棚に教科書などを置きに行った
潔く置いて席に戻る奴や、いつまでも教科書から離れないでギリギリまで粘る奴もいる
俺は自分の棚に教科書を放り投げるとすぐ自分の席について机にうつ伏せた

「神月!そんな態度だったらテストが配れないだろ!!」

そう言って先生は教卓にテスト用紙をバシバシ叩きつけた

「先生〜。今回俺も頑張ってんだせ〜」

うつ伏せたまま先生に向かってピースをしたら苦笑いで
「期待しないでおくよ」だって。


そんなこんなでテストが始まった
周りからはシャーペンの音が聞こえる
俺も問題を解いていくけど、今解いてるのは理科。
実験以外は適当に授業受けてたから実験器具のその他もろもろしか分からない‥
とにかく書けるとこは全部うめて最初の教科が終わった。
終わった瞬間みんな自分の鞄棚に行って次の教科の見直しを始めてた
俺はわざわざ教科書取りに行くのがめんどくて近くにいる奴に見せてもらった

次あるのは情報。少しは教科書を見たけど、まぁ‥なんとかなるよな

さらに疲れた状態で英語まで始まったから頭の中はクタクタ。
やっとテストが終わった頃には机から動けないほど疲れてた

こんなのが後2日も続くのかよ・・
俺やっていけっかなぁ~
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