俺と君との境界線
向かう先は屋上!!
運良く広い屋上には俺以外誰もいない
おまけに晴れてるし、気持ちいい風も吹いてて文句なしだっ!

俺はその場に寝っ転がった

まさか三戸瀬さんから勉強教えるって言うとは思わなかった

バカでよかったってことじゃねぇ?

そんなこと思ってると、だんだん眠くなってきた
最近授業にもでてるし、テストとかあったから疲れてんだな‥
だから軽く寝てもバチは当たんねぇな。

俺はゆっくりと瞼を閉じた


‥なんか腹ヘってきた。
上半身だけ起こすと目の前にキムチ鍋が置いてあった

何で屋上にキムチ鍋?

んなこと考えてても空腹には耐えらんねぇ!ってことで、迷わず一口食ってみた

味は‥まぁまぁってとこだ

俺はどんどん鍋の中の具を口ん中に入れた
ちょっとあちぃ気もすっけど、キムチ鍋食ってんだから当たり前か

モグモグモグ・・・

食べてると、体中からかなりの汗が出てきた
シャツの袖で拭いてもどんどん出てくる

うわっ何だこの汗の量・・ハンパねぇ。俺ってそんな汗っかきだったか?
屋上でキムチ鍋食ってるってのもあるけど、さすがに汗かきすぎだろっ

拭いても拭いても止まらない汗にだんだんムカついてきて、持ってた箸をその場に叩きつけた

あ――っ!!何なんだよこの汗!!背中とかかなりビショビショじゃねぇか!!

くっそぉ・・暑い暑い暑いっ!!
マジ地獄じゃねぇか!!・・
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