First Love

「…どうして…。

どうして、俺なんか守るんだよ!!」


「まだ…名前も聞いていないのに…

死なれては、虫の居所が悪いです…よ…、」


彼女はそういって、

大型銃を敵に向けて、戦闘態勢に入った。


驚いた。


少しの間で、

生きている人間を死体に変えている。


「お…俺は、ユウキ・サジェスト…。

あんたは…、」


「アイ…アルベルトです。

よろしくお願いしますね」


10年後。


「ユウキくん、

今日は、私とデートしよ?」

「いいえ、私とっ」


ここ、キーデガ国の軍地では、

女もともに働き、

俺の周りに女が集った。


だが、女どもに愛されても、

ちっとも嬉しくない。


俺は……俺は、あの人に愛されたい。
< 41 / 46 >

この作品をシェア

pagetop