花とミツバチ



「先輩…?」

「言っておくけど、別に千葉くんとのことがバレること自体が嫌なわけじゃないから」

「へ?」

「…ただ、ちょっと、恥ずかしいだけで」

「……」



頬を赤く染めながら、けどちゃんと目をみて伝えてくれる。



恥ずかしいんだろう、照れるのだろう。

けどちゃんと、愛は伝わっているよ。



「そんな顔で言われたら、こっちまで照れます…」



つられて顔を赤くする俺に、その瞳はおかしそうに笑う。その笑顔がまた好きだって感じるから、そっと優しくキスをした。


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