花とミツバチ
外はもう夜となったオフィス街。
建ち並ぶビルにサラリーマンやOLが、駅へ向かい歩いていく。
「あ、あの藤田先輩!」
「?何?」
「よかったら、これから飯行きませんか?」
「へ?」
「是非ともお詫びに何かご馳走させて貰えたらと…」
「……」
すると千葉くんからは、突然の食事の誘い。それは申し訳なさからくる彼なりの誠意らしく、少し考え頷いた。
「うん、じゃあ行こうか」
「本当ですか!?いいんですか!?」
「うん。食事するならこの辺はあんまりお店ないから…二駅くらい移動する?」
「はい!」
そのことにもまた彼は嬉しそうで、ウキウキで隣を歩く。