鬼神様と××しました
めんどくさそうに言う、源喜さん。



「私は久しぶりで、ちょっと楽しみですけどね」


こんな素敵な、浴衣も着てるし♡




「ま。お前には、この祭りは紹介しとかねえと、いけないけどな」

「…紹介?」

「ああ。この祭りは、俺ら鬼一族の主催なんだ」

「え!?」


鬼一族の?



「この神社は、実は鬼一族のもの。ここ(神社)の神主も、もちろん俺らと同じ鬼」


そうだったんだ…!

私が小さい頃から知ってる神社が、まさか鬼のものだったなんて…




「お前には特別に教えるが、この神社は、俺たちの他の鬼一族達が住む世界に繋がる、秘密の扉がある…」

「…!鬼一族って……他にもいるんですか?」


源喜さん達だけじゃないんだ!



「そこまで多くはないが…俺達の仲間が、暮らす世界があるんだ。だから、簡単に言えば…この神社は、鬼一族の縄張りだな」

「な、なるほど」


鬼一族の縄張りって聞いただけで、この神社が怖いものに見えるよ(汗)



「だから当然、この神社は鬼の妖気で守られている。ほら見ろよ…」

「?」


神社の入り口を、指差す源喜さん。

入り口には、たくさんの人がたまっている。



「あいつらは、ほとんどが妖怪だ」

「そうなんですか?」

「ああ。あそこに、お前が好きだった奴もいるぜ」




よく見ると、たまってる人の中に、河田くんの姿が。


今日もあそこいる(笑)

本当に、あそこ好きだよね…




「あいつらが(妖怪)あそこにたまるのは、他の妖怪に襲われないため…」

「…!」


あ、そっか…




「鬼一族の強い妖気の近くにいれば、とりあえずは安全だからな。弱い妖怪は、ああやって見を守ってるだよ」
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