鬼神様と××しました
源喜さんとそんな話をしながら、神社の中へ入る私。


入り口にたまってる妖怪たちを、ちらっと見たあと、私はすぐに目をそらした。



♪♪~

ドドーン


「いらっしゃーい」


神社の中は、太鼓が鳴り、出店がたくさん並んでいて、すごく盛り上がっていた。


この感じ…久しぶりだな♪

珠紀が来れなくて残念だなぁ…


今は猫一族の法事で、田舎に帰ってるらしいから、仕方ないけどさ。




「源喜!」




すると、遠くから源喜さんを呼ぶ声が…



「あ、いたいた」


源喜さんは、声がした方に軽く手を振る。


「来いよ。紹介するから」

「あ、ちょ…」


そして源喜さんは、私の手を引っ張った。



「源喜、遅いぞ」

「悪い悪い」


源喜さんに引っ張られて、神社の端まで来た私。

そこには、男女数人がたまってお酒を飲んでいた。




「雪希、紹介するよ。こいつらは龍一族」

「…!りゅ、龍!!?」


龍って…あの架空の生き物の!!?




「この子が噂の、源喜さんの婚約者?ふん、美人だな。さすが鬼一族…」


色白で黒髪のロン毛で、キリッとした目元に、色っぽい声を出す男の人。



この人が…龍……?



「こいつは、俺の友達の飛龍(ひりゅう)。俺と同い年で、龍一族の頭領の息子」




この人も、頭領の息子!




「飛龍です。君は雪希ちゃんでしょ?源喜から噂は聞いてるよ」


ニッコリと笑う、飛龍さん。



「あっ………よよよ、よろしくお願いいたしますっ!」


飛龍さんに、深々と頭を下げる。


源喜さんは「バカ(汗)」と言い、飛龍さんは笑っていた。




「あ♪おーーーい!源喜!飛龍!」




今度は後ろから、源喜さんを呼ぶ声が…

後ろを振り返ると…
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