鬼神様と××しました
銀色の短髪のツンツンヘアーに、耳には数え切れない程のピアス。

鼻や口にもピアスをしていて、どれも楓さんにすごく似合っていた。




「楓さんにひとつ言っておきますけど…私と源喜さんは、付き合ってないんです」


今『源喜の彼女』って言ってたけど…




「あれ?そうなの?源喜は、俺と飛龍に、まるで雪希ちゃんのことを彼女みたいに話してたから…てっきり付き合ってるのかと思ってた」

「え…」


彼女みたいに…?



「あいつ…最近俺らといる時は、いつも雪希ちゃんの話ばかりしてるよー。だから正直、今日雪希ちゃんと初めて会った気がしないんだよね♪」


フフフと、笑う楓さん。



源喜さんが…私のことを?

そんなの……全然想像できない…




「でも…雪希ちゃんは、源喜のこと好きなんだよね??」

「へっ?///」


楓さんが、私の顔を覗き込む。



「まだ自分の気持ちがわからなくても…きっとすぐわかる日が来るよ。絶対に、源喜のことが大好きになる……だって・・あいつ本当に良い奴だもん」

「・・・・」


ちょっと照れくさそうに話す、楓さん。



友達のことを、素直に『良い奴』と言う楓さんが…

すごく眩しく見えた。





「毎度ありー」


人数分のビールを買い、楓さんと話しながら、源喜さんたちの所へ戻る途中…




「…………ん?」




一瞬…楓さんの顔色が変わる。

さっきまでの明るかった表情は、どこかに行ってしまったよう。
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