シェアハウスのミュージシャン





私は朝一番早くに起きた。

朝ごはんを作って、食べ終わっても、誰もおりて来ない…



それはそうだろぅ。
まだ、朝練がある人が起きる時間帯だからだ。


わたしは気にせずに、家を出た。



やっぱり誰も居ないかー。


案の定、誰も来ていない、校門すら空いていない…

確か、朝練があるのは…バスケ部…のキャプテンは…奥川…

はぁー。早く来ないかなー。」

それから、10分くらいすると、

奥川「あれ?七?」

「あ!奥川!待ってたよ、」

奥川「七!何してるんですか!?」

奥川は選抜のTシャツを肩にかけ、タンクトップのようにして着ている、



私が良くやっていた遣り方だ。


まぁ、置いといて…


「ちょっとねー。」

舌をぺろっと出して誤魔化した。


奥川「なら、体育館行き増すか?」

「え!だって顧問の先生来てるでしょ?」

奥川「いや、今日は自由。」

「じゃ、行きたい!」

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