シェアハウスのミュージシャン




「おっはよー。」

クラス「おはよー。」


朝、クラスに入り元気に挨拶すれば、いつも通り帰ってきた。


早苗「さーおり。おっはー。」

「おはよ!」

早苗「もー。沙織がさあの席離れてから面白くないのー。」

「何で?」

早苗「今まで授業中とか沙織を中心に喋ってたでしょ?」

「そうかな?」

早苗「沙織がいなくなってから、菜奈華は1人で大高に喋ってるし…
志田は寝てるし、大高はキレてるし、
菜奈華には喋りたくないし…」

「そーなんだ…」

早苗「早く席替えしたーい。」

「ごめんね…私の勝手で。」

早苗「違うでしょ!」

「え?」

早苗「菜奈華のせいでしょ!」

「っーー!何で知ってるの?」

早苗「…沙織が1日寝てる日…本当は私と光帰ってなかったんだ…」

「え?うそぉ!」

早苗「沙織を脅かせよ!ってなって…そしてら、大高が残っててさ、私達帰ろうとしたんだ。」
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