シェアハウスのミュージシャン


by早苗



そしたら、

菜奈華「早苗ぇ〜。」

「菜奈…華…」

菜奈華「何で、まだ残ってるの?」

「べっ別に!!関係無いじゃん!!」

菜奈華「関係あるんだよぉ〜。」

「…」

菜奈華「何でってね…菜奈華。ひろの彼女なの…だからさ、もしあんた達がさ、沙織の味方するって言えば今ここで殺すよっ…」

「…」

光「へー。それは怖い。でもさ、そんな事で友達の縁は切れないんだよ?」

菜奈華「断るのね…」

光「うん。あたりまえ。」

菜奈華「ふっ!かわいそー。あんたらが断ったから傷つくのは沙織ね。」

「そう言って、クラスの近くに行った。

私達も後からついていけば、沙織が泣いてて…」
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