甘いカンケイ
「じゃあ…美和ちゃんにとって、俺はまだ恋愛対象に入る?」
真面目な顔つきの浅井さんにあたしはなんだかドキドキしてしまう。
「あたしは…入りますけど、浅井さんはどうですか?女子高生とか……。」
「そうだなぁ……女子高生が好きってわけじゃないけど、美和ちゃんは別かな」
あたしは別…?
浅井さんの甘さを含ませた瞳で見つめられると次第にあたしの顔がジワジワと赤くなってきてるのが見なくても分かる。
あたしは慌てて赤くなる顔を見られないように俯くけど、
「…かわいいね」
頭上からあたしの反応を見て面白がってるような浅井さんの声。
「からかわないでくださいよ…」
「からかってないよ?俺の言ったことはすべて本気だから。」
それにまた赤くなるあたし……。
もう、キリがない。