璃琥―riko―
なんか悲しくなっていたよ……
私、今日の占い5位だったのに…
なんて落ち込んでると、來夜に肩を掴まれた。それもぎゅっと……

「痛い痛い!!肩が壊れるって!!!」

力をかなり込めて掴んでいる。
肩がもぎとれそうなくらい痛い……
これで、ニヤニヤしていたら殴ってやる
そう思いながら、來夜の顔を見上げると……真剣な表情だった。
え……。この人真剣になれるんだ。

「おい。お前今、俺に失礼なこと考えていただろ」

「エ?カンガエテイナイヨ!」

「片言だそ!!ごらっ!!……まあ、それは置いといてな……」

「置いとくんかい!!
てゆーか肩がめちゃくちゃ痛いからいい加減離せ!!!!」

隣で雨來が笑いを堪えているの分かるんだからな。本当にマジで痛いんだってばっ!!
なんて意味を込めて二人を睨む。すると若干涙目の雨來が來夜を止めた。來夜も若干笑って居るけど。
あ“~肩が痛かった~なんて肩を回していると、また真剣になった來夜が次は優しく肩をつかんできた。
本当に真剣な話なのだな。
私も“きく“スイッチをいれる。
そして、來夜の口から出てきた言葉は…


「今日の夜、ミキちゃんとマイちゃんのどっちと熱~い時間を過ごしたらいいと思う?」


………は?

今の私と雨來はきっと変な顔をしているだろう。絶対に。
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