璃琥―riko―
「てめぇら……」
わぁ。魔王様に進化しました。
オーラで人を殺せそうです。コワーイ。
じゃ、なくてですねぇ~
「夜來、眉間にしわばっかりよせていると、いつか目付きの悪い叔父様になっちゃうよ?たださえ、今でも目付きが鋭いんだからさぁ…」
気のせいか分からないけど、さっきよりオーラが凄いような……
私は断じて悪くはない。かなり真面目だ。真面目に夜來を心配しているんだけどなぁ……
なんて、視線を夜來に向けていると、あの人を殺せそうなオーラは消えていって、その代わりにため息をつかれた。
「あのなぁ……さっきのはジョークだ。たく…愛も兄貴もなにいい年して信じてんの?」
「絶対にジョークじゃないよね!?俺、まだ30代になってないからな!!さっきの、お前絶対に本心だろ!俺は一応兄だから分かるんだからな!」
「はいはい」
雨來が若干涙目で夜來を掴んで訴える。それを軽く流す夜來。
………どっちが兄なんだか。
でね、雨來サン雨來サン。
いい年してって意味をちゃんと理解してないよね。30代になってないからは関係ないと思いますよ。
しかも一応兄ってさぁ……
一応なのかい……
夜來なんてなんか飽きれを超してため息しかついてないし。
仕方がない……
「でさ、結局夜來は何を言いたかったの??」
なんて聞くと、ほっ…と安堵のため息をついた夜來が雨來を離す。
雨來もやっと元にもどり、次変なことを言ったら殺すぞオーラを出している。
さっきの雨來をみんな知ったらきっと、どんびきだろうなぁ……。
信頼した人にしか見せないし。
毎日一緒にいる夜來と莉茉は大変なんだろうなぁ…。
ミスター城之内も暴走ダディだし…
苦労人、絶対に多いんだろうなぁ。
わぁ。魔王様に進化しました。
オーラで人を殺せそうです。コワーイ。
じゃ、なくてですねぇ~
「夜來、眉間にしわばっかりよせていると、いつか目付きの悪い叔父様になっちゃうよ?たださえ、今でも目付きが鋭いんだからさぁ…」
気のせいか分からないけど、さっきよりオーラが凄いような……
私は断じて悪くはない。かなり真面目だ。真面目に夜來を心配しているんだけどなぁ……
なんて、視線を夜來に向けていると、あの人を殺せそうなオーラは消えていって、その代わりにため息をつかれた。
「あのなぁ……さっきのはジョークだ。たく…愛も兄貴もなにいい年して信じてんの?」
「絶対にジョークじゃないよね!?俺、まだ30代になってないからな!!さっきの、お前絶対に本心だろ!俺は一応兄だから分かるんだからな!」
「はいはい」
雨來が若干涙目で夜來を掴んで訴える。それを軽く流す夜來。
………どっちが兄なんだか。
でね、雨來サン雨來サン。
いい年してって意味をちゃんと理解してないよね。30代になってないからは関係ないと思いますよ。
しかも一応兄ってさぁ……
一応なのかい……
夜來なんてなんか飽きれを超してため息しかついてないし。
仕方がない……
「でさ、結局夜來は何を言いたかったの??」
なんて聞くと、ほっ…と安堵のため息をついた夜來が雨來を離す。
雨來もやっと元にもどり、次変なことを言ったら殺すぞオーラを出している。
さっきの雨來をみんな知ったらきっと、どんびきだろうなぁ……。
信頼した人にしか見せないし。
毎日一緒にいる夜來と莉茉は大変なんだろうなぁ…。
ミスター城之内も暴走ダディだし…
苦労人、絶対に多いんだろうなぁ。