きみといっしょ。
美波ちゃんは俺に背中を向けると思いきや、わざわざ体の向きを変えて俺の方を向いて笑った。




「あったかい…」




さっきは暑いって言ってた美波ちゃんの足に俺の足が触れるとすごく冷たい。




まだ4月の夜は寒かった。




「美波ちゃん、おやすみ...」




「おやすみなさい…」




俺は美波ちゃんの頬にキスをした。




美波ちゃんは驚きながら目をつぶった。
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