僕と君と時々サッカー

試合はともかく

城西相手にゴールを決め勝つ

そして椎名さんに告白する。

上の目標を叶えた俺はあと椎名さんに告白するのみだった。

一応、かっこいいところは見せたつもりだ。

ロッカールームに戻り着替えの準備をしてるとき

携帯を見ると「今日はおめでとう!」

こう来ていた。

きっと見に来てくれてたんだ!

俺は急いで返信をした

「ありがとう^ ^ 会場まで来てくれたの?q(´・ω・`)p」

こう返すとすぐに

「そうだよー!迫力凄かったね(◍•ᴗ•◍)」

と返信が届いた。

試合終了してから30分。まだいるだろうか。

俺は急いで

「ありがとう^ ^
話したいことあるんだけどまだいる?」

と返す。心臓はばくばく。

今日は挨拶を済ませているからもういつ帰ってもいい状況。
もはや今日しかない!

そう考えていると

「まだいるよ^ ^
友達の彼氏を待ってるの♪」

ときたので俺はガッツポーズ

「急いでいくから反対入り口の所で待ってて欲しいq(´・ω・`)p」

そう返した。

椎名さんからはOKの返事が。

俺は着替えずユニフォームのままロッカールームを出た。

途中通りすがった水輝は何かを悟ったようで

「健闘を祈るわ(笑)」

と俺の肩に手を掛けて去って行った。

おれの心臓はPK戦以上にバクバクだった。

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