恋しくて、哀しくて
寝室の鏡に自分を写して見つめた。



胸元に小さなあざ。圭太くんが残した、愛のあざ。



これを見られたら、すぐにバレてしまう。だから今夜は拒否したのだ。



愛のあざにそっと触れると、圭太くんの息遣いや体温が蘇り、胸が高鳴った。



『圭太くんが、好き』



彼に抱かれて、何度となく口にした台詞。



今夜は、圭太くんの幻影に抱かれて…やがて心地良い眠りについた…。



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