やばい、可愛すぎ。


***


「っっゆり!」


───バン!


俺は、保健室のドアが壊れてしまうんじゃないかってくらい、無意識のうちに入っていた力で無理やりに開けた。


息が、苦しい。

俺は、肩を上下させてなんとか、ドアにもたれかかりながら保健室を見渡して───




「……さ、つき……くん?」





───いた。

手前の白いベットで、驚いたように目を見開いて俺の名前を、呼ぶゆりの姿が。


それを見た途端、俺はぷっつりと何かの糸が切れたような気がして、そのままずんずん足を進めてゆりの目の前に、たった。


「……何してんだよっ!」


「あ、え」


止まらない。


抑え込んでいた感情が、一気に噴き出した気がして───俺はそのまま口をつぐむこともできなくて。



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